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三光神社に行ってきました

勝負ごととか、その良し悪しでその後が大きく変わってしまうできごとの前は、神頼みをしたくなってしまう。

今回は大阪の三光神社に参拝をしてきた。

 

三光というのは、ふつう月、日、星の光を指す。サンコウチョウという鳥は鳴き声がこれに聞こえるからそう名付けられている。

この神社も、月詠尊(ツクヨミノミコト) 天照大御神(アマテラスオオミカミ) 天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)と、それらを象徴する神々が祭られている。

 

前の二つの神は比較的有名な神だが、おそらく天之御中主神は聞いたことのない人がほとんどだろう。

この神、実は天地ができて本当の一番に誕生した神である。その出自から宇宙の起源としても信仰され、なんだかんだあって北極星を象徴とするようになったらしい。

 

 

ちなみにこの神がその後何かしたという話はない。古事記にはよくある話である。

 

 

この辺りには、大河ドラマで有名になった真田丸がおかれていた地域としても有名である。

真田丸とは人名でも通称でもなく、実は駐屯地というかそんな感じのものを指す。

 

ゲームでも結構取り扱われている、真田幸村の像が境内にあった。六文銭という家紋が有名であり、戦に勝つご利益があるという。今回はこれ目的である。

 

武将の甲冑の色はゲーム、アニメの印象が強くついてしまうが、真田幸村はちゃんと実践でも赤の甲冑を着て戦ったらしい。決死の覚悟を表したという。

 

さらにここは七福神の一柱、寿老人(じゅろうじん)も進行されているという。

 

調べたらこの信仰の出所が面白かった。

まずこの神社では竹内宿禰(たけのうちのすくね)という古代日本の役人が祭られている。

ここを管理している人たちはその末裔らしい。

 

そしてこの竹内宿禰天皇に五代連続で仕えたらしい。

 

年数にして200を超えている。長寿どころではない。

 

その長寿の信仰が寿老人と結びつき、七福神の信仰が始まったという。

 

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この神社は色々な要素がごちゃ混ぜになっていて、日本の文化をとても体現しているようでとてもよかった。

どんなものも分け隔てなく受け入れ、信仰するのは日本の宗教のいい所である。