お久しぶりです。もっりーです。
最近更新できてなかったけれど寺社は巡りに巡っているのでゆっくり更新していきたいと思う。
というか回りすぎてるまであるので、ひとつずつこまめに紹介していこうと思う
怠惰のぶり返しである
今回の寺社は滋賀県の西国三十三所霊場のひとつ、長命寺である。
山の上なだけあり、上がっていく石段は808段ある。
かなり長く疲れる道のりだった。
上のあたりに駐車場があり、登るのが難しい人にも優しい作りとなっていた。
それを知らずに登ってきた自分からすると、駐車場を見て結構やるせない気持ちになった。
この地では昔武内宿禰(すくね)という人物が祈祷し、300歳まで生きたという伝承があった。
その時に木に彫られた「寿命長遠諸願成就」という文字を聖徳太子が見つけ、この寺を建てたという。
その時に太子が彫った十一面観音が本尊になっている。
この寺では名前の通り、長生きの御利益があるとされている。
小高いところにある三重塔は、太陽に照らされて朱塗りが映えていた。
境内の奥には太郎坊大権現社がある。
太郎坊とはここを守護する天狗のことらしい。
巨岩や森に囲まれたここでは、日本の原始的な信仰を感じることができた。
長生きという、人間の本質的な願いにご利益があるところも関連している思った。
そしてこれが琵琶湖を一望した景色である。
山と湖、自然の息吹を肌で感じることができてとてもよかった。